イランのミサイルに対する偽りの主張
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イランのミサイル能力
ミサイル能力とは、戦略的な力を伴う、軍事分野において通常の能力であり、武器に関する国際規約に反する兵器ではありません。
この能力は、現在、イランの基本的な軍事力となっています。イランは地域を情勢不安に陥れるものに対抗し、脅迫に力強い回答を与えるための、抑止力の観点から、この能力を保有しています。しかし、驚くべきことに、一部の西側諸国は、欺瞞的な主張を行い、イランが自国の防衛力を拡大しないことを期待しています。この中で、フランスのルドリアン外務大臣は、核合意の維持を主張しながら、「イランは弾道ミサイル計画、地域の活動、核計画について、2025年までに西側諸国と協議するべきだ」と語りました。
イラン恐怖症をあおる一方的な主張や、イランのミサイル能力を脅威に見せようとする行動は、地域、そして世界レベルで行われています。一方で、この脅威に見せようとする行動の目的は、イランの抑止力を弱めるための圧力行使にあります。こうした中、イランは繰り返し、一部の国の曲解による懸念に関して、明確な立場を表明しています。
イラン外務省のガーセミー報道官は、31日金曜、ルドリアン外相の表明に反応する中で、次のように強調しました。
「イランのミサイル計画は、国と人々を守る、国産技術による合法的な防衛計画であり、決して協議できるものではない」
現在、国際レベルで、イランの周辺の環境において脅威が多様化していることから、安全保障の定義はより広いものとなり、このため、イランは脅威に対して、自国の軍事力を科学技術的な指標と、軍事的な専門能力により、強化しています。
イラン軍対空防衛基地のサバーヒーファルド司令官は、ルドリアン外相の発言に反応する中で、次のように述べました。
「イランの対空防衛産業は、完全に自立しており、リバースエンジニアリングの段階から、世界レベルの指標による、国内での新型の対空防衛システムの開発と生産の段階に到達した」
イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、核合意とアメリカの核合意離脱について表明する中で、ミサイル計画と地域への参入の2つの事柄に関して決して協議しないという基本条件は、ヨーロッパとの核合意を続ける上でのイランの前提条件だと語りました。
これに基づき、ガーセミー報道官は次のように述べました。
「ヨーロッパ諸国の政府はこれまで、核合意を守る上で必要かつ十分な保障を提供していない。協議できない問題のために、この協議に向けた理由、必要性、信用は失われることになる」
欧米諸国は、イランのミサイル能力と地域政策に関して目測を誤っており、核合意は、駆け引きによって決まると考えています。同様に、ガーセミー報道官は、次のように強調しています。
「イランの地域政策は、地域と各国の平和と安定のため、そしてテロや過激主義との戦いのためのものだ。このような戦いが、緊張や危機を作り出す国の関心を得られなかったとしても、彼らはその政策を改めることができる」
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