イラン原子力庁報道官、「イランの核技術は発展を維持」
9月 06, 2018 17:18 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が、「相手側がイランの核合意から離脱すれば、イランはより高いレベルで核活動を続ける」と語りました。
キャマールヴァンディ報道官は、5日水曜夜、IRIB通信のインタビューで、「イランは現在、核合意を受け入れたときよりも、はるかに発展している」と語りました。
今月4日には、イラン国会国家安全保障・外交政策委員会の議員らが立ち会う中、テヘランの南にあるフォルド核施設で、核実験室の建設が開始されました。
この実験室の建設は、イランの核産業における根本的な活動であり、核合意の中で行われた妨害にもかかわらず、イランの核技術の発展が続いていることを示しています。
キャマールヴァンディ報道官は、アイソトープには安定同位体と放射性同位体の2種類があり、安定同位体の生産は放射性同位体よりもはるかに困難だとしました。
放射性同位体とは、ある元素が持つ同位体のうち、原子核が不安定であるために、原子核が崩壊して何らかの放射線を放出する同位体のことを言います。
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