イランとトルコの外相が、シリア問題について電話会談
9月 19, 2018 17:13 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣とトルコのチャブシオール外務大臣が電話会談を行い、シリア北西部イドリブに関する合意の詳細について話し合いました。
イラン外務省の報告によりますと、18日火曜に行われたこの電話会談で、両国の外相はロシア・ソチ、テヘラン、トルコ・アンカラの協議で得られたイドリブ合意の詳細について意見交換を行い、ニューヨークで開催予定のイラン、ロシア、トルコによる外相会合において合意の詳細を追及することになっています。
イランのローハーニー大統領、ロシアのプーチン大統領、トルコのエルドアン大統領は今月7日、テヘランに集まり、シリアの最新の状況、テロとの戦いの方法、シリアの治安回復、政治的な解決法に関して意見を交わしました。
これに続き、プーチン大統領とエルドアン大統領は、2日前、ロシアのソチで、テロリストをイドリブから追い出し、市民を保護するための合意に達しました。
シリア北西部の町イドリブは、トルコ国境付近に位置しており、これまでシリア政府との和解に応じていないテロリストの最後の拠点です。
シリア政府は、イドリブからテロリスト掃討する作戦を実施する準備を行っています。
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