イランOPEC代表、「イランは石油の生産を続ける」
9月 24, 2018 15:11 Asia/Tokyo
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カーゼムプールアルダビーリー氏(中)
イランのカーゼムプールアルダビーリーOPEC石油輸出国機構代表が、「イランはアメリカの制裁の中でも石油の生産を続ける」と語りました。
イルナー通信によりますと、カーゼムプールアルダビーリー代表は、23日日曜、OPEC加盟国と非加盟国の共同閣僚監視委員会の会合で、「イランはOPECの合意を守っているが、それを超える合意は受け入れない」と述べました。
OPEC加盟国は6月22日、オーストリア・ウィーンで行われた閣僚級会合で、日量180万バレルの減産合意を今後も維持していくことを決定しました。
カーゼムプールアルダビーリー代表はまた、石油市場とOPECに関するアメリカのトランプ大統領の立場について、「トランプ大統領はずうずうしくもOPECに介入しており、一部の加盟国をゆすろうとしているとしました」。
OPEC加盟国と非加盟国の共同閣僚監視委員会の会合は、23日、アルジェリアの首都アルジェで開幕しました。
サウジアラビアが議長を務めるこの委員会の会合に、イランを含めた24カ国の代表が参加しました。
アメリカは核合意から離脱することで、対イラン制裁を復活させており、各国に対して、イラン産原油の輸入を継続した場合、制裁対象となると脅迫しています。
アメリカは11月までを、イラン産の原油の輸入を完全に停止する期限としています。
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