9月 27, 2018 17:35 Asia/Tokyo
  • アメリカのトランプ大統領
    アメリカのトランプ大統領

アメリカのトランプ大統領が、再び、「イランが協議の席に戻り、新たな合意に至ることになるだろう」と主張しました。

トランプ大統領は、26日水曜、ニューヨークで記者会見し、「イラン核合意は最悪の合意だ」と改めて主張しました。

この日、トランプ大統領が議長を務める中で開かれた国連安保理の会合では、14理事国が核合意を支持し、この国際合意の継続を求めました。

トランプ大統領は、ヨーロッパ諸国を対イラン制裁に同調させるために脅迫的な発言を続ける中で、「企業は、アメリカとの取り引きか、イランとの取り引きかを選ぶべきだ」と述べました。

EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表は、26日、ニューヨークで、アメリカの対イラン制裁の第2弾が始まる11月までに、イランとの取り引きを円滑にするためのEUの計画が実施される」と語りました。

トランプ大統領は記者会見で、北朝鮮の問題にも触れ、「北朝鮮の非核化に関して期限を設けるつもりはなく、時期にはこだわらない」とし、「2年や3年、あるいは5ヶ月かかっても構わない」と語りました。

トランプ大統領は、自分が大統領選挙で勝利していなかったら、北朝鮮との戦争が起きていたはずだとし、その中で何百万人もの人が死亡したいただろうと主張しました。

さらに、パレスチナ問題についても、シオニスト政権イスラエルを支持し、イスラエルとパレスチナの対立を終わらせるためには、2国家樹立という解決法が可能性が高いとしながら、自身は1国家の解決法に賛成だとしました。

また、中国に対する主張を繰り返し、「アメリカの選挙に中国が関与したことを示す証拠がある」と語りました。

トランプ大統領は、国連総会の一般討論演説で、自身の政権はアメリカ史上最も多くを成し遂げたと発言し、会場から失笑が起こりました。

 

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