シリア外相、「シリアにおけるイランの軍事顧問的な駐留は合法」
(last modified Sun, 30 Sep 2018 10:11:07 GMT )
9月 30, 2018 19:11 Asia/Tokyo
  • シリアのムアッリム外務大臣
    シリアのムアッリム外務大臣

シリアのムアッリム外務大臣が、「アメリカはシリアに違法に駐留しているが、イランの軍事顧問的な駐留は合法だ」と強調しました。

ムアッリム外相は、ロシア・アルヨウムのインタビューで、「シリアにおけるイランの軍事顧問的な駐留は、シリア政府の要請に基づいて行われており、アメリカの駐留とは異なり、この2つの問題を関連付けることはできない」と語りました。

さらに、「イランとシリアの関係は取り引きのできないものだ。この関係は、主権を持つ独立した2カ国の決定に基づいており、どちらの国も、自国の決定の正当性を主張する」と語りました。

ムアッリム外相は、「また、アメリカの駐留は占領や侵略に相当し、侵略者はシリアから出て行くべきだ」と強調しました。

アメリカとその同盟国は、2014年以来、ISISとの戦いを口実に、国連の枠外で、シリア政府の許可を得ずにシリアに駐留し、これまでにシリアとイラクで多数の民間人を攻撃してきました。

シリア政府はこれまで何度も、この問題を巡って国連に提訴しています。

 

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