10月 10, 2018 16:16 Asia/Tokyo
  • イランのホシュルー国連大使
    イランのホシュルー国連大使

イランのホシュルー国連大使が、アメリカのヘイリー国連大使の辞任表明を受け、「ヘイリー大使は、国際的な機関の取り組みを変えようとしたが、実際は、アメリカの孤立を深めただけだった」と語りました。

ヘイリー大使は、9日火曜、辞任を表明しました。

ホシュルー大使は、国連の取り組みを変えようと努めたとし、「アメリカ国連大使はパレスチナを孤立させようとしたが、パレスチナに関するアメリカの決議案に投じられた賛成票はたった1票であり、それもアメリカのみだった」と述べました。

さらに、「アメリカの国連大使は核合意に関しても、アメリカの核合意からの離脱が法的な行いであることを国際社会に納得させようとしたが、世界のすべての国も国連事務総長も、これまで何度も、アメリカの核合意からの一方的な離脱は国際法規への違反であると強調し、いかなる国も、それを認めなかった」と述べました。

また、アメリカがこの問題から学び、多極主義的な政策に戻るとともに、一方的な行動を慎み、国際社会との協調を保つよう期待しているとしました。

ホシュルー大使は、アメリカ政府は、他国に対する制裁、圧力、差別をやめるべきだとし、「アメリカは、権利、国際、環境などのあらゆる分野で、世界の要求に対抗しようとしたが、それに失敗し、ますます孤立を深めている」と語りました。

 

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