イラン高官、「サウジアラビア政府の思想はテロに基づいている」
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アミールアブドッラーヒヤーン補佐官
イランのアミールアブドッラーヒヤーン国会議長特別補佐官が、「サウジアラビア政府の思想は、テロに基づいている」と語りました。
アミールアブドッラーヒヤーン補佐官は、18日木曜夜、IRIB2チャンネルの番組で、サウジアラビアの反政府ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏がトルコのサウジアラビア領事館で死亡した問題について、「カショギ氏は当初、ムハンマド皇太子の一部の政策を支持していたが、後に、サウジアラビアのイエメンにおける好戦的な政策、シオニスト政権イスラエルとの関係、トランプ大統領の政策を批判したことから、サウジアラビア政府の怒りを買うことになった」と述べました。
さらに、「アメリカは、サウジアラビアとの武器協定の期限まで、カショギ氏の問題を自分たちの利益を確保するために利用するだろう」と述べました。
また、カショギ氏殺害の責任はサウジアラビア皇太子にあり、それに基づき、政権を追われたものの、メディアへの影響力や資金力を持つサウード家の多くの人が、ムハンマド皇太子を弱めるか、あるいは退陣させるためにカショギ氏の問題を利用するだろうとしました。
アミールアブドッラーヒヤーン補佐官は、「トルコは、この問題を隠蔽しようとしていない」と述べました。
また、シリア問題は重要な点に至っているとし、「地域のすべてのテロリストはイドリブに集まっている。イドリブの維持はアメリカにとって非常に重要であり、シリアの政体を崩壊させるための唯一の希望になっている」としました。
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