イラン国連大使、各国に国際司法裁判所の法的見解の実施を呼びかける
10月 26, 2018 17:35 Asia/Tokyo
イランのホシュルー国連大使が、イランのアメリカに対する訴追に関して、国際社会に対し、国際司法裁判所の法的見解を実施するよう呼びかけました。
アメリカの核合意離脱と、イランに対する核制裁の復活を受けて、イランは国際司法裁判所にアメリカを訴えました。
国際司法裁判所は、今月3日、アメリカの違反行為と、1955年のアメリカとイランの友好経済関係条約により、イランの訴訟の審議には正当性があると宣言し、医薬品や食料、航空機など、イランの人道物資などを含む、アメリカの制裁解除を支持しました。
イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は25日木曜、国連総会の演説で、国際司法裁判所の報告に関する問題について語る中で、非人道的で違法な制限行為に際して、国際司法裁判所に反し、犯罪国家を支持することになるため、各国にアメリカを支援するのを控えるよう求めました。
また、核合意は多国間の重要な外交成果だとして、これは国連安保理にも認められているとして、「安保理決議2231は、イランとの経済・貿易関係を拡大する必要を強調しており、すべての国に対して核合意を実施するよう求めている」としました。
さらに、国際司法裁判所の決定は、アメリカの対イラン制裁が非合法であることを示すものだとして、アメリカは国際司法裁判所の決定を守る義務があるとしました。
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