11月 26, 2018 18:16 Asia/Tokyo
  • イランで、西アジア最大規模の抗がん剤製造工場が操業開始
    イランで、西アジア最大規模の抗がん剤製造工場が操業開始

アメリカによる厳しい経済制裁に晒される中、テヘランの西に隣接するアルボルズ州キャラジで26日月曜、同国のガーズィーザーデハーシェミー保健医療教育大臣の立会いのもと、西アジア最大規模を誇る抗がん剤の製造工場が操業を開始しました。

IRIB通信によりますと、アメリカによる厳しい経済制裁の再発動により、イランではこれに伴うガンやMSなどの難病の治療薬調達の困難が予想されていました。

こうした中、イランの製薬会社がこれら難病の高品質の治療薬の製造に成功しました。

アメリカのトランプ大統領は今年5月8日、6カ国グループの一員としてイランとの間に取り交わした核合意から一方的に離脱することを宣言、その後2段階にわたる核関連の対イラン制裁の発動に踏み切りました。

これらの制裁は、実際イラン国民を直接の対象にすえるものです。しかし、アメリカは国際世論に対し自らの行為を正当化し、言い逃れ工作に終始しています。

なお、オランダ・ハーグにある国際司法裁判所は先月3日、アメリカを相手取ったイランの提訴の審理資格を確認した上で、食品や医薬品、航空機など人道にかかわる分野において、アメリカが対イラン制裁を解除することを命じる判決を言い渡しました。

 

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