イラン革命防衛隊総司令官、「いかなる大国も、イラン領への軍事侵略を考えさえしない」
(last modified Sat, 29 Dec 2018 06:12:48 GMT )
12月 29, 2018 15:12 Asia/Tokyo
  • ジャアファリー総司令官
    ジャアファリー総司令官

イラン・イスラム革命防衛隊のジャアファリー総司令官が、「今や、いかなる大国もイラン領への軍事侵略を考えさえしない」と語りました。

イルナー通信によりますと、ジャアファリー総司令官は27日木曜、「世界におけるアメリカの力は没落の一途をたどっている」とし、「イランは、軍事面や安全保障面での脅迫を乗り越えた」と述べました。

また、「アメリカの政治家やアナリストの多くは、地域でイランが力を有している事実を認めている。アメリカはもはや、軍事的選択肢が机上にあるなどと正面切って断言する勇気がない」としました。

さらに、「イラクやシリアの人々の聖なる戦いが、イランの軍事顧問と共になかったら、地域で今頃多数の問題が生じていたはずだ」とし、「そうした抵抗の結果が、シリアでのアメリカの屈辱的な敗北とシリア撤退だ」と強調しました。

ジャアファリー総司令官はまた、一部の人々が抵抗はいつまで続くのかと疑問を投げかけているとし、「イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師の言葉により、アメリカがその覇権主義的な体質にまかせて行動する限り、抵抗は続くだろう」と語りました。

 

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