12月 31, 2018 17:42 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のガーセミー報道官
    イラン外務省のガーセミー報道官

イラン外務省のガーセミー報道官が、「アメリカのトランプ大統領による最近のイラク訪問は、同国の国民に対する侮辱であり、同国の主権への完全な侵害だ」と語りました。

ガーセミー報道官は30日日曜、一部の中東諸国にアメリカ軍が配備されていることに触れ、「アメリカは、自分の家に帰るべきだ。過激な行為や無辜の人々の殺害につながる無意味な浪費をせず、賢明な決定を下し、地域や世界、そしてアメリカ国民にとってどのような措置がより適切かを考えるべきだ」と述べました。

また、アメリカ軍のシリア撤退というアメリカの決定に言及し、「これに関してはまだあいまいな点が存在するが、中東で発生している諸問題を考えると、地域はもはやアメリカの居場所ではない」としました。

トランプ大統領は今月19日、テロリストらが7年かけてもシリアの合法政権転覆に漕ぎつけられなかったことから、近くアメリカ軍をシリアから撤収する旨を表明しました。

 

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