視点;イラン防衛大学長、ISISが中央アジアに定着
1月 07, 2019 17:30 Asia/Tokyo
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イラン国立防衛高等大学のヴァヒーディー学長
「西アジアの防衛と安全保障」をテーマとする国際会議が、アジア及びヨーロッパ諸国の政界、国防、安全保障分野の要人や有識者らの参加のもと、7日月曜テヘランで開幕しました。
この国際セミナーにおいて、イラン国立防衛高等大学のヴァヒーディー学長は、次のように語りました。
1.テロ組織ISISは現在、アフガニスタンに展開し、中央アジアに進出している。
2.西アジアは、この地域に対して行われた占領・侵略行為、テロ攻撃といった危機により大きな弊害を受けている。
3.アメリカ軍のシリア撤退がどの程度実行されるのか不明だが、この問題はさておき、アメリカは現在シリアで敗北し、世界一の座を明け渡し、3番手、4番手の国に陥落している。
4.西アジア地域の状況は改善へと向かっている。シリアとイラクの政治情勢、イエメン和平合意、アフガン和平交渉は西アジア地域での状況が回復しつつあることを示している。
5.今日、抵抗軸への傾倒が高まっている。この軸は日々力を増し、かつてないほどの成功を収めている。
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