プレスＴＶ記者が釈放

1月 24, 2019 17:33 Asia/Tokyo

アメリカ当局に拘束されていた、イランのプレスＴＶのマルズィーエ・ハーシェミー・アナが釈放されました。

アメリカ・ワシントンにあるイラン利益代表部のアーテファト部長代理は24日木曜、イルナー通信のインタビューに対し、「マルズィーエ・ハーシェミー氏は23日水曜午後、アメリカ当局による拘束から釈放された」と語っています。

また、「アメリカ警察の発表によれば、ハーシェミー氏は犯罪をまったく起こしておらず、単に重要参考人として拘束されたに過ぎなかった。このため、彼女は23日の法廷での証言後に釈放されると予想されていた」と述べました。

さらに、「アメリカ・ワシントンで開催された同国のイスラム共同体運動の追求や、抗議デモの実施は、このプレスＴＶ記者の釈放に大きな効果があった」としています。

アメリカ国籍をもち、プレスＴＶにアナ・記者として勤めるマルズィーエ・ハーシェミー氏は今月13日、アメリカ・セントルイス空港にて正当な罪名を告知されないまま逮捕され、抑留施設に移管されていました。

イスラム教徒であるハーシェミー・アナの逮捕拘束と、同氏に対するアメリカ当局の慣行に反する対応は、国際世論の大きな反応を引き起こし、ワシントンをはじめとする各都市で、ハーシェミー氏を支持する集会が開催されました。

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