イラン外相、「欧州は、アメリカと対抗する経費を支払うべき」
2月 18, 2019 15:29 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相が、「我が国は、イラン核合意や麻薬対策、人身売買の分野での国際安全保障にかかわる、重要な費用の全てを負担することはできない」と語りました。
ザリーフ外相は17日日曜、ツイッター上でドイツ・ミュンヘンでの安全保障会議に言及し、「今や、アメリカの一方的なやり方に対抗するための経費を、ヨーロッパが支払うべき時が到来している」と述べました。
ザリーフ外相はこれに先立ち、ミュンヘン安全保障会議の最終日に、アメリカの核合意離脱、および同国が関連する安保理決議への違反をヨーロッパに迫っていることを批判し、「イランが、単独で核合意をはじめとする国際的な成果の経費を負担することは不可能だ。ヨーロッパもこれに関わる費用を負担し、更なる歩みを踏み出すべきだ」としました。
また、「アメリカはこれまでの40年における圧力行使をもってしても、イランを屈服させることはできなかった」とし、「アメリカは今や、地域の情勢不安の最大の元凶だ」と語りました。
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