テヘランで、南北トランジット輸送連携評議会がスタート
テヘランで4日月曜、14カ国の代表者らが参加して南北トランジット輸送連携評議会による7回目の会合が始まりました。
メフル通信によりますと、2日間にわたるこの会合は、この評議会の各加盟国の専門家が出席する第8回会合と同時に開催されます。
14の加盟国は、トランジット輸送される貨物の量や協力拡大策の促進を目指しています。
イランのエスラーミー道路都市開発大臣はこの会合の傍ら、「今回の会合は、イランの南北を結ぶルートの歴史にとっての転換点となる」と語りました。
また、この組織の加盟各国の関心事や、このルートへの積極的な関わり、そしてテヘラン西方のガズヴィーンと北部ラシュトを結ぶ鉄道の開通と今回の会合が同時に開催されたことに触れ、「ガズヴィーン~ラシュト間の鉄道の開通により、わが国の南北を結ぶルートの一部分が完成した」と述べました。
「南北ルート」は、西暦2000年にイラン、インド、ロシアの協力により結成されました。
さらに、アルメニア、ブルガリア、オマーン、トルコ、タジキスタン、カザフスタン、キルギス、ウクライナ、ベラルーシ、シリア、アゼルバイジャン共和国の11カ国が新たに加盟し、現在の加盟国数は14となっています。
2018年には、このルートを通じて合計1100万トンの貨物が輸送されました。
専門家は、イラン国内のガズヴィーン~ラシュト間の鉄道が完成したことにより、南北ルートが輸送する貨物の量はさらに増えるだろうとしています。
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