イラン軍司令官ら、米大統領による革命防衛隊のテロ組織指定に反応、
イランのバーゲリー統合参謀本部議長が、「イランは今後、中東などに駐留する アメリカ中央軍(USCENTCOM)をテロ組織として扱う」と強調し、「アメリカが過ちを犯せば、手厳しい対抗措置に遭遇するだろう」と語りました。
ファールス通信によりますと、イラン軍のムーサヴィー総司令官は9日火曜、イランイスラム革命防衛隊のジャアファリー司令官と会談する傍ら、「政府軍や革命防衛隊をはじめイランの各武装軍は、国民とともにある。イスラム革命の理念と領土保全を断固守ることに全力を挙げる」と述べました。
一方、ジャアファリー総司令官も「アメリカの指導者らは、今年中にイラン革命防衛隊の防衛・戦闘能力が現状より大幅に増強することを肝に銘じておくべきだ。同軍の力の向上により制裁などアメリカの行動が無意味であることが、国際社会に対し証明されるだろう」と強調しました。
さらに、「トランプ米大統領の行動によって、自由や真理を求める世界の人々による革命防衛隊の支持率は確実に高まるだろう」と語りました。
また、イランイスラム革命最高指導者の上級補佐官を務めるサファヴィー将校も、「アメリカ軍は、イランや革命防衛隊の力を熟知している。いささかでも誤りを犯せば我々は厳しい報復措置に出るだろう」と述べました。
トランプ大統領は8日月曜、声明の中でイランのイスラム革命防衛隊をアメリカが指定するテロ組織に加えることを発表しました。
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