イラン外務省報道官、「西側の言論の自由は、反対派に適用されず」
4月 18, 2019 17:16 Asia/Tokyo
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ムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「SNSインスタグラムにおけるイランイスラム革命防衛隊の司令官らのユーザーアカウントが閉鎖されたことは、西側諸国や人権擁護の主張者の考える“言論の自由”という原則が反対派に適用されず、崩れやすいものであることを物語っている」と語りました。
インスタグラムは16日火曜、イランイスラム革命防衛隊をテロ組織に指定したアメリカに同調した形、革命防衛隊の現役幹部や元関係者の一部のアカウントを閉鎖しました。
ムーサヴィー報道官は17日水曜、IRIB通信のインタビューで、インスタグラムのこの行動を非難し、「インスタグラムによるこの行動は、言論の自由を主張する人々の経歴に汚点を残した」と語っています。
また、革命防衛隊のテロ組織指定に関するアメリカの空虚な主張や口実を否定し、「革命防衛隊員はそれぞれイランとイスラムの1員であるだ」と述べました。
アメリカ政府は今月8日、イランに対する敵対行為や圧力行使を続ける中、同国の革命防衛隊をいわゆるテロ組織リストに追加しました。
これに対し、イラン国家安全保障最高評議会の対抗措置に出て、中東などに駐留するアメリカ中央軍・USCENTCOM,およびこれに従属する軍組織のすべてをテロ組織扱いとすることを表明しています。
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