イラン最高指導者、「わが国は絶対に米とは協議しない」
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「イランは決してアメリカとは協議しない」と語りました。
ハーメネイー師は29日水曜、大学教授ら数千人と会談し、「今年の世界ゴッツの日は例年の同日以上に重要だ」とし、「今年の世界ゴッツの日が例年よりもはるかに重要である理由は、地域におけるアメリカやその属国の背信行為が、パレスチナをめぐる世紀の取引の実施を目指していることにある」と述べています。
また、「パレスチナ問題を取り巻く現状の過去との違いは、この問題を削除しようとする、アメリカとその属国の公然とした口調ややり方に現れている」とし、「このため、民衆の存在を手段とするパレスチナ防衛としての世界ゴッツの日の行進は、今年は例年より重要なものとなっている」としました。
さらに、「パレスチナ国民を防衛することは、人道的な側面とともに宗教的な側面も有している」とし、「アメリカに追随する一部の国は、いわゆる世紀の取引を実現させようと努力しているが、彼らはこれに関しても失敗するだろう」と語っています。
そして、(アメリカとの)協議に関する外国のメディアの喧騒にも触れ、「イランが協議の席に戻るべきだとする、国外メディアの思惑は、対米協議である。それは、他国との協議に際して我々には全く問題がなく、イランがヨーロッパ諸国やそのほかの国々とは協議を行っているからだ」と述べました。
さらに、「協議における主要な問題は、まずは協議の議題を設定することだ」とし、「我々は、全ての議題に関して協議するわけではない。例えば、国家防衛力など、革命の基本的なテーマは協議の議題にはなりえない」としています。
ハーメネイー師は、「イランは絶対にアメリカとは協議しないだろう」と改めて強調するとともに、「過去にも述べられているように、アメリカと協議しない理由はまず、それが全く無意味であること、第2に有害であることによる」と語りました。
また、イランに対するアメリカの圧力行使にも触れ、「イランは、アメリカの圧力行使に対抗する、必要な圧力手段を持っている」と述べています。
さらに、「核分野における高い学術能力を持っているとはいえ、我々は絶対に核兵器を求めない。それは、我々は宗教法やイスラム法学に基づき、核兵器や化学兵器をはじめとする大量殺戮兵器を禁忌とみなしているからだ」としました。
そして、「我々は、単なる備蓄目的での大量殺戮兵器の製造を、非論理的で非常識な誤った行為とみなしている。その理由は、そうした兵器の製造が国家に莫大な出費を強いるだけで、それらは全く使用されないからだ」と語っています。
ハーメネイー師はまた、「これゆえ、基本的な視点からみて我々は大量殺戮兵器の製造に反対である。だが、ウラン濃縮は必要としている。それは、国家の将来にそれが必要だと考えるからだ」と述べました。
最後に、「イランの学術面での進歩は、覇権主義国やそうした勢力の懸念材料となっている」とし、「わが国の学術面での急速な発展は、我々が主張しているものではなく、世界の学術統計センターが認めるところであり、そうした機関はわが国の学術発展の速度が世界平均の13倍だとしており、一部の学問分野においてイランは世界的に高い順位にあるとされている」としています。
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