テヘラン金曜礼拝説教師、「安倍首相と会談した最高指導者の発言は理性的だった」
6月 15, 2019 16:34 Asia/Tokyo
テヘラン金曜礼拝の説教師を務めたハータミー師が、日本の安倍首相と会談したイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の表明は、理性を伴う賢明な発言だったとしました。
ハータミー師は14日、金曜集団礼拝で説教を行い、ハーメネイー師がアメリカ大統領のメッセージを受け取らなかったことはある意味、トランプ大統領への侮蔑を示すと語りました。
また、「アメリカとの協議は全く利益をもたらすことはない。イラン国民は経済的な圧力下で決して協議に臨むことはないだろう」とし、「アメリカの為政者ートランプ大統領・ボルトン大統領補佐官・ポンペオ国務長官の3者チームは誠意の持ち主ではない。『イランと協議行う意向がある』としたアメリカの主張はまったくの嘘である。これはトランプ大統領が、特に同国の次期大統領選挙を目前にした時期において、イランを協議の場に引きずり出して、選挙での票の獲得を狙っているからである」と述べました。
さらに、「『アメリカはイランの体制転換を狙っていない』とするトランプ大統領の表明も真っ赤な嘘だ。なぜなら、この40年間、歴代の米大統領はイランに為す術がなかったのである」としました。
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