西アジア最大の医薬品工業団地がイランにオープン

6月 19, 2019 16:30 Asia/Tokyo

テヘラン西部に西アジア最大級の医薬品工業団地がオープンし、そこで9種類の新薬が公開されました。

イルナー通信によりますと、イランのナマキー保健医療教育相は18日火曜、この医薬品工業団地の開所式典において、イランの医薬品需要の97％が国内生産で満たされていると述べ、「イラン医薬品市場に占める外国製品のシェアはわずか3％に過ぎない」と語りました。

今回の式典において、鬱病発症時に使用するHydrochloride Sertraline、男性の不妊症治療薬のHydrochloride Dapoxetine、血栓の発生を防ぐために使用される「Ticagrelor」、皮膚感染治療薬のFusidate Sodiumが公開されました。

また、細胞治療薬では、変形性関節症が関節炎の治療薬Osteoarthritis、皮膚のあざやしみの治療に使用されるVtiligo、そして「RecallercellとRenewdermcell」といった3種類が発表されました。

加えて、進行性乳がんの治療に使用されるVinorelbine、脳梗塞･心筋梗塞患者に使用されるEdaravoneも公開されています。

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