イラン石油相、「米との協議はありえない」
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OPEC石油輸出国機構総会においてのザンゲネ石油大臣
イランのザンゲネ石油大臣が、オーストリア・ウィーンでのOPEC石油輸出国機構総会において、イランとアメリカとの協議は一切ありえないとし、「アメリカがわが国との間に横たわる現状を変えたければ、まずわが国に対する制裁を解除すべきだ」と語りました。
イルナー通信が、ウィーンから報じたところによりますと、ザンゲネ大臣は1日月曜、ウィーンにあるOPEC本部での第176回OPEC総会の開会式で、「特に石油分野をはじめとする、アメリカの対イラン制裁が続く限り、わが国とアメリカの協議に関する話は無味だ」と述べました。
また、「制裁を解除すれば、アメリカはそのとき初めて現状を転換でき、我々もそれに応じて非常に多くのことができる」としました。
さらに、「石油市場は政治的なものであってはならず、他国への圧力行使や原油の輸出入の制限の要因となってはならない」と語りました。
第176回OPEC総会は、ザンゲネ大臣も出席して1日月曜、ウィーンにて開幕しました。
ザンゲネ大臣はこの総会の開幕後、OPECのバルキンド事務局長を会談し、OPECの外部でこの組織の問題に関して決定がなされることについて懸念を示し、こうした傾向がOPECの解体につながりかねないとして警告しました。
今回のOPEC総会は、イランの石油輸出の完全な封じ込めをちらつかせての脅迫、アメリカと中国の貿易摩擦、アメリカの原油の生産と輸出の増加、OECD経済協力開発機構の加盟国による原油備蓄量の増加のさなか、しかもオマーン海でのタンカー襲撃、大阪でのG20サミットの閉幕直後の開催となり、これらは前回のOPEC総会以来、石油市場のもっとも重要な問題の一部となっています。
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