視点;英領ジブラルタル海峡でのイランのタンカー拿捕
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英領ジブラルタル海峡でイランのタンカーが拿捕
イギリス海兵隊が、同国領ジブラルタル海峡において違法な行動に走り、イラン産石油を積載したタンカーを拿捕しました。
イギリスの情報筋は4日木曜、イランのタンカーがアメリカおよび、EUの対シリア制裁に違反したと主張しました。
イギリスが、アメリカによる国際的な対イラン制裁の承認に踏み切った一方で、EUはこれに先立ち、こうした行動に常に反対していました。
スペインのボレル外相は、「イランのタンカーがスペイン領海で拿捕された」と表明しています。
問題のタンカーが合法的な航路にそってどの目的地に向かっていたのかはさておき、アメリカ政府の要請による今回のイギリス海兵隊の行動は海賊行為としての意味合いを持ちます。
イラン外務省のムーサヴィー報道官は、「わが国のタンカーを拿捕するなどは違法行為であり、緊張を助長する危険な異端行為だ」と語りました。
イギリス海兵隊によるこの違法な行動を受け、テヘラン駐在のイギリス大使がイラン外務省に呼び出されて厳重な抗議を受けました。
同大使に対しては、「問題のタンカーは国際海域を航行しており、イラン政府は同船舶の解放並びに自国の権利回復に向けて、あらゆる政治的、法的な可能性を駆使する所存だ」と強調されています。
ジブラルタルは、スペイン南部に位置するイギリスの海外領土で、1704年にイギリスに占領されて以来、現在までこの地に関して常に、イギリス・スペインの両政府の間で対立が存在しています。
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