駐日イラン大使、「イランの国益が確保されない核合意は無意味」
(last modified Fri, 12 Jul 2019 17:56:06 GMT )
7月 13, 2019 02:56 Asia/Tokyo
  • ラフマーニーモヴァッヘド駐日イラン大使
    ラフマーニーモヴァッヘド駐日イラン大使

ラフマーニーモヴァッヘド駐日イラン大使が、「わが国は、核合意の相手国である欧米諸国の責務履行と同程度に核合意を遵守する」と語りました。

ラフマーニーモヴァッヘド大使は11日木曜、日本のBS-TBSテレビに出演し、イランが核合意内の責務履行のためにヨーロッパ側に与えていた60日間の猶予期間の満了、並びに核合意内のイランの責務縮小プロセスの開始に触れ、「アメリカは、核合意から違法に離脱してこの国際合意に違反しており、わが国は核合意に定められた条項と相手側の行動に沿って措置を講じたに過ぎない」と述べています。

また、「核計画・開発における我が国の目的は、クリーンエネルギーの平和利用であり、我が国のイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の教令でも、我が国が核兵器製造を求めていないことが何度も強調されている」としました。

そして、日本のタンカーへの攻撃を初めとする西アジア地域の最新情勢に関しても、「アメリカとその同盟国は、安倍首相のテヘラン訪問が失敗したと吹聴しようとしていた」と語っています。

安倍首相は1979年のイスラム革命後、初めて日本の首相として先月12日と13日にテヘランを訪問し、ハーメネイー師をはじめとするイランの政府高官らと会談しました。

 

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