イラン原子力庁報道官、「現時点のウラン濃縮レベルは4.5%」
7月 17, 2019 04:46 Asia/Tokyo
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イランのウラン濃縮施設
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が、「現在のところ、わが国のウラン濃縮レベルは4.5%である」とし、「4.5%レベルの次は、20%レベルになる」と語りました。
イルナー通信によりますと、キャマールヴァンディ報道官は16日火曜、「現在、イランが保有する濃縮ウランの量は300kgを超え、これは急速に増加するだろう」と述べました。
また、「現在、わが国のニーズは4.5%濃度に濃縮されたウランである。だが、テヘラン研究炉が燃料を必要とし、またその燃料がイランに提供されない場合には、わが国はこれを製造する能力がある」としました。
イランは今月7日、核合意に定める責務履行のためヨーロッパ側に猶予として告知していた60日間が期限を迎え、ウラン濃縮レベルを3.67%以上に引き上げるプロセスに着手しました。
イランはまたヨーロッパ諸国に対し、彼らが責務を履行しない場合、イラン側として3段階目の措置を決行する旨を通告しています。
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