イランでCIAの諜報ネットワークが破壊
7月 22, 2019 20:27 Asia/Tokyo
イラン情報省が、イランでアメリカ中央情報局CIAのスパイネットワークを摘発、破壊したことを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、イラン情報省は昨年度に単独あるいは集団でスパイ活動を行っていた米CIAの諜報員17人を逮捕したと発表しました。
イラン情報省の発表によりますと、スパイと特定された人物らは、経済、核、インフラ、軍事、サイバー部門の重要な組織や民間部門で、請負業者またはアドバイザーとして雇用され、業務に従事していました。
また、このネットワークには中枢機関からの機密情報の収集、そして技術的、情報的ミッションの遂行が任務として命じられていました。
この報告によりますと、米国の諜報機関の要員勧誘に使われた手口には、米国のビザ発給または延長、イラン人専門家の雇用、設備の確保、海外での科学会議の傍らでターゲットとする人物への接触、Eメールやソーシャルネットワークを通じたメッセージの送信などがあります。
イラン情報省は、一部ヨーロッパやアジアの国々の諜報機関の事前周知により展開される、情報源とのやり取りを目的としたCIA要員によるこれらの国々の悪用は、イラン情報省の目が隠れることはなく、この問題に対する責任は確実にこれらの国にあるとしています。
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