イラン核合意をめぐるウィーン会合最終声明、「核合意存続への努力を高めるべき」(動画)
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イラン核合意をめぐるウィーン会合
オーストリア・ウィーンで28日日曜、外務次官・政治局長級でのイラン核合意合同委員会緊急会合が開催されました。
イランから出席したアラーグチー外務次官は1日日程の会合の終了後、記者団に対し「イギリス海兵隊によるジブラルタル海峡でのイランタンカーの拿捕は核合意違反だった。これに関する協議も建設的なものだった」と説明しました。
また、「問題が全て解決したとは言えないが、今回の会議で多くの約束がなされたと言うことはできる」と述べました。
ロイター通信によりますと、核合意合同委員会の調整役を務める欧州対外行動庁のシュミット事務局長は28日、今回の会合の終了声明において、「核合意存続に向けた努力を高める必要性がこの声明の骨子である」としました。
この声明ではまた、「核合意の維持は地域の安全や安定にとって不可欠」とされています。
シュミット事務局長はさらに、「これに鑑み、核合意関係国はアメリカの一方的なこの合意からの離脱および対イラン制裁による悪影響の緩和に努めている」と述べました。
この最終声明で触れられたその他の事柄には、イラン・欧州間の円滑な金融取引を目的とした「貿易取引支援機関」(INSTEX)が挙げられ、「INSTEXは、全てのEU加盟国に対して門戸を開放し、EU加盟国の一部はさらにその株主になることを意図する」とされています。
なお、今回の会合に出席した中国代表は、「全ての関係国はこの合意の存続を求めており、アメリカの立場に反対している」と述べました。
在ウィーン国際機関のウリヤノフ・ロシア常駐代表も、「今回の会合は建設的なものだった」と評価しました。
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