イラン最高指導者、「イランの若手エリートは、科学技術の限界を越えるべき」
(last modified Wed, 07 Aug 2019 14:16:22 GMT )
8月 07, 2019 23:16 Asia/Tokyo
  • イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「イランにとって利益となる科学の発展は、イスラム思想に基づく革命的見解によって可能となる。若手エリートは主たる目標を科学技術の限界に到達し、それを超えることに定めるべきだ」と語りました。

ハーメネイー師は7日水曜、国際学術オリンピックのメダリストや、世界チャンピオンに肩を並べたイラン・バレーボール代表、その他、若手エリートの集団らと会談し、彼らの先見の明や賢明さを賞賛するとともにエリートへの道は果てのないものだと説きました。

また、過去100年~200年のガージャール朝時代とパフラヴィー王朝時代にイラン国民が世界から遅れを取ったことに言及し、「特に最近20年間を初め1979年のイスラム革命以降の全面的な努力により、科学技術分野で顕著な発展が実現した。だが、我々にはまだ大きく遅れをとっている分野があり、若手エリート世代の最も重要な責務は、科学技術の限界をさらに引き上げることだ」と述べました。

さらに、イランがナノ技術の分野で高い位置づけにあることに触れ、「現在、若手エリートや次の世代に対しては、単に学術発展の道を歩み続けることで満足せず、ナノ技術やそれ以外の未知の科学分野において、さらに数多くの新しい発見をすることが期待されている」と語りかけました。

 

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