イラン原子力庁、「4.5%濃度の濃縮ウランは、原発燃料の必要量確保が目的」
8月 14, 2019 02:35 Asia/Tokyo
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ウラン濃縮
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が、4.5%濃度の濃縮ウランが生産されていることを説明し、「イラン核合意が定める3.67%を上回る濃度のウラン製造は、原発燃料としての必要量を確保することが目的だ」と語りました。
イルナー通信によりますと、キャマールヴァンディ報道官は13日火曜、テヘラン南方のフォルド核施設にて、濃縮ウランの最新情勢にかんして、「濃縮ウランの貯蔵量は300kgの上限を超えた。現在360~370kgだ」と述べました。

また、「イランは、重水の輸出を130トン以下に抑えることは約束していない」と説明し、「イランの輸出量は決して多くないが多種多様な市場が存在する。わが国の生産品はヨーロッパやそれ以外の国々に輸出されている」としました。
さらに、「イランは重水に加え、酸素同位体も輸出している」とし、「現在、イランは非常に高い技術による放射性品の輸出国だ」と語りました。
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