イラン外相、「米は、対イラン協議を希望するなら核合意に復帰すべき」
(last modified Thu, 29 Aug 2019 08:03:58 GMT )
8月 29, 2019 17:03 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、「アメリカは、対イラン協議を希望するなら核合意に復帰してこの合意を尊重し、その内容を履行すべきだ」と語りました。

ザリーフ外相は29日木曜、訪問先のマレーシア・クアラルンプールにて記者団に対し、「アメリカは、現在イランに対し経済テロを実行している」と強調し、「イランとアメリカの対話は、アメリカがイラン国民に対する経済テロや戦争の強要をやめない限りありえない」と述べています。

また、アメリカのトランプ大統領がイランのローハーニー大統領との会談を提案していることにも言及し、「イランは、アメリカの政府関係者との会談を希望しておらず、成果を伴う会談を追求している」としました。

ザリーフ外相は、28日水曜、マレーシア入りし、これまで同国のセイフォッディン・アブドッラー外相と会談するほか、マレーシア国際戦略研究所を訪問して、国際関係の情勢変化や展望などに関して講演しました。

ザリーフ外相はまた、マレーシアのマハーティール首相とも会談することになっています。

ザリーフ外相は、マレーシア訪問の前に日本と中国を訪問し、これらの国の政府関係者と二国間関係や核合意、地域・国際情勢に関して協議しました。

ザリーフ外相は今月26日に中国、日本、マレーシアのアジア3カ国歴訪を開始しています。

 

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