イラン統合参謀本部議長、「ペルシャ湾での利益を断固として防衛する」
9月 12, 2019 20:08 Asia/Tokyo
イランのバーゲリー統合参謀本部議長が、「わが国はペルシャ湾における自らの利益や安全を断固として守る構えだ」と語りました。
イルナー通信によりますと、バーゲリー議長は12日木曜、訪問先の中国・北京で中国人民解放軍国防大学の教授や学生らを前に、「過去の歴史が示すとおり、イランは決して他国を侵略したり戦争を仕掛けたことはない。だが、外部からのあらゆる侵略や干渉に対し、わが主権や安全を断固守っていく」と述べました。
また、「米国は依然として、軍事・経済分野で手段を講じたり、脅迫、制裁、疑惑の提示、内政干渉や侵略といった手段により、違法な覇権・ヘゲモニーを世界に強要している」とし、「他者に隷属しない独立した自由な諸国の政府や国民は、こうした状況に賢明に対処する必要がある」と呼びかけました。
さらに、世界に拡散するテロや過激派の脅威や西アジアの諸問題を挙げ、「テロ対策には、テロを起こしまたこれを後方支援する因子を正しく認識する必要がある」と語りました。
そして、世界における情勢不安の1つに国家テロを挙げ、「シオニスト政権イスラエルは国際法や人道分野での原則をまったく遵守していない。相変わらずパレスチナ国民の人権蹂躙に加え、レバノン、シリア、イランなど近隣諸国に対する脅迫や侵略に熱を上げている」とイスラエルを非難しました。
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