イラン、「カシミール地方の民間人支援の用意がある」
9月 14, 2019 19:50 Asia/Tokyo
イラン赤新月社のペイヴァンディ総裁が、パキスタン赤新月社総裁とインド赤十字総裁の双方に宛てて個別に書簡を送付し、両国の係争地となっているカシミール地方の民間人に対し、イランが人道支援を提供する用意があることを伝えました。
ペイヴァンディ総裁はそれぞれの書簡において、「カシミール危機及び同地域の最近の情勢変化により、民間人の状況に多大な懸念が生じている」としました。
また、「イラン赤新月社は、国際的な運動のメンバーの1つとして、また自らが負っている責務に基づき、カシミール地方で被害を受けている民間人に支援を提供する用意を発表する」と述べました。
インド政府は先月5日、同国の憲法に定められていたカシミール地方の自治権を撤廃しました。
カシミール地方の住民は、処遇の決定に住民投票の実施を定めた国連安保理決議の履行を求めていますが、インド政府はこれに反対しています。
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