イランの軍事・防衛分野の成果が公開
9月 22, 2019 22:50 Asia/Tokyo
「聖なる防衛週間」の初日、イランの軍事・防衛分野での最新の成果が公開されました。
イルナー通信によりますと22日日曜、テヘラン市南方にあるイランイスラム共和制の創設者ホメイニー師の霊廟の近くでイラン軍の軍事パレードが行われ、イランの砲撃システム「ハーエル」が公開されました。
この砲撃システムは人間の視界に入ることなく作戦実行が可能です。
また、イラン空軍の最新鋭無人機の見本として、戦闘用無人機「キャマーン(=アロー)12」も、軍事パレードで公開されました。
この無人機は、圏内100kmの飛行が可能であるとともに、重さ100kgの積荷を積載して、時速160kmで飛行できます。
さらにイラン空軍による国内独自の成果として、知能爆弾「ガーセド」も軍事パレードで公開されました。
ガーセドはイランで最も重要かつ破壊力のある空対地爆弾であり、高い機能性、強大な破壊力、高い命中精度、ピンポイント攻撃能力を有し、短期間に大量生産されています。
22日の軍事パレードではまた、複数の種類のミサイルや爆弾、無人機がイランによる防衛機能として披露されました。
「聖なる防衛週間」の初日に合わせて、イラン全国で22日午前、軍事パレード・観兵式が開催されました。
9月22日は、イラクの旧バース党政権軍がイランに対し開戦(=イランイラク戦争)した記念日です。
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