イラン政府報道官、「イスラエルは地域にとって邪悪な存在」
10月 21, 2019 21:10 Asia/Tokyo
イランのラビーイー政府報道官は、「シオニスト政権イスラエルは、西アジア地域にとって望まれない、邪悪な存在だ」とし、「イスラエル首脳の見解は、イランやペルシャ湾の安全保障にとって全く重要ではない」と語りました。
ラビーイー報道官は21日月曜、記者会見し、アメリカの支持やイスラエルの参加によりバーレーン・マナーマで実施された海上安全保障会議に触れ、「イランは、一部の地域諸国に対し、ペルシャ湾で情勢不安を生じさせるような政権の参加によって、一体どのようにしてこの地域の安全を確保しようなどと期待できるのか、と問いかけたい」と述べています。
海上安全保障を名目としたバーレーンの会合は、21日月曜から2日間にわたり、マナーマで実施されており、サウジアラビア、イスラエル、アラブ首長国連邦、クウェート、オマーンの代表団が参加しています。
ラビーイー報道官はまた、「自らを紹介する勇気さえない人物らがペルシャ湾の安全に関して決定しようとしているとはどういうことなのか」とし、「イスラエルは、西アジア地域をよく知らず、やむなくこの会合に秘密裏に代表団を派遣している」としました。
さらに、「ペルシャ湾の安全保障は、地域諸国抜きではありえず、地域の安全保障確保に際してイランをはずすことはできない」と語っています。
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