イラン全国でシーア派８代目イマームの追悼行事

10月 29, 2019 17:22 Asia/Tokyo

イスラム教シーア派８代目イマームレザーの殉教日にちなみ、イランでは北東部マシュハドを中心とする全国で人々が追悼儀式に参加しています。

２９日火曜はイスラム暦サファル月３０日にあたり、イマームレザーの殉教記念日です。

イラン国民はこの日、モスクなどの宗教施設や聖地マシュハドにあるイマームレザー霊廟、テヘラン南方の聖地ゴムにあるこの偉人の妹マアスーメ廟などに参集し、追悼儀式に臨みます。

特にマシュハドのイマームレザー霊廟では、イランの内外から集まった巡礼者や宗教団体などが追悼行事に参加しています。

イマームレザーはイスラム暦１４８年、サウジアラビア・メディナに生誕、２０３年サファル月３０日に殉教しました。

イマームレザーがイスラム教徒を指導していた時代、人々は預言者一門への敬慕の念を傾けていました。しかし、そのさなかに、時のアッバース朝の為政者マアムーンが陰謀を企て、イマームは毒殺され殉教しました。

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