仏自動車大手プジョーが、イランでの活動停止により経済的被害
10月 31, 2019 18:22 Asia/Tokyo
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フランスの自動車メーカー・Peugeot(プジョー、PSA)
フランスの自動車メーカー・Peugeot(プジョー、PSA)が、イランでの活動を停止したことにより、経済的な打撃を受けています。
世界の株式市場の動向を報じるドイツのサイト、aktiencheckは30日水曜、「PSA グループ(プジョーシトロエン)は、イランでの活動停止および中国の自動車市場の変動を受け、この数週間で経済的な打撃や自社の持ち株の下落に直面している」と報じました。
この報道によれば、PSAは自社製品全体の87%以上をヨーロッパ諸国で販売しているものの、今後は中国やロシア、インド、南米での販売市場拡大を計画している、ということです。
アメリカが核合意離脱および、イランとその経済取引相手に対する制裁の再発動を発表した後、PSAを含むヨーロッパの複数の企業がイランでの活動を停止しました。
経済評論家らはその時点で、核合意離脱や対イラン制裁の復活といったアメリカの一方的な行動が、段階的にこれらの制裁下におかれる企業に悪影響を及ぼすだろう、として警告していました。
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