イラン革命防衛隊総司令官、「米国とイスラエルはイスラム世界共通の敵」
11月 20, 2019 19:16 Asia/Tokyo
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サラーミー総司令官(右)とバジュワ陸軍参謀長
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、「米国とシオニスト政権イスラエルは、イスラム世界共通の敵である」と強調しました。
イルナー通信によりますと、サラーミー総司令官は20日水曜、テヘランでパキスタンのバジュワ陸軍参謀長と会談し、パキスタンが地域の緊張緩和に尽力していることに謝意を示し、「イランとパキスタンはイスラム共同体を防衛するに当たって、シーア派とスンニー派を区別しない」と強調しました。
一方のバジュワ陸軍参謀長も、イランが特にイラクとシリアを初めとする地域でタクフィール派テロ組織との戦いに決定的な役割を果たしているとして謝意を表明しました。
今回の会談ではその他、軍事・安全保障分野の関係拡大、両国の国境地帯で展開されるテロ・犯罪組織との戦い、安全確立に向けた協力拡大、経験の移転、教育・研究分野での協力促進などが議題に上りました。
バジュワ陸軍参謀長は今月18日、高等軍事代表団を率いてテヘランを訪問し、これまでにローハーニー大統領、バーゲリー合同参謀議長、イラン軍のムーサヴィー総司令官、シャムハーニーイラン国家安全保障最高評議会書記、ザリーフ外相とそれぞれ個別に会談を行っています。
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