イラン第1副大統領、「騒乱に干渉した国は手厳しい回答を受ける」
(last modified Sat, 23 Nov 2019 11:53:47 GMT )
11月 23, 2019 20:53 Asia/Tokyo
  • ジャハーンギーリー副大統領
    ジャハーンギーリー副大統領

イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、「イランでの騒乱・暴動に地域諸国の関与が証明された場合、これらの国は手厳しい反応を受けることになる」と語りました。

IRIB通信によりますと、ジャハーンギーリー副大統領は23日土曜、「地域諸国はイランに対し、礼を尽くして接するべきだ。さもなければ、イランは彼らに厳しい形で応じるだろう」と述べました。

また、「米国は制裁によりイラン経済を破壊しようとしたが失敗した。この失敗を受け、米国は騒乱・暴動を引き起こすことによりイランに打撃を与えようとしたがこの陰謀もまた失敗に終わった」としました。

イランでは、今月15日から燃料(ガソリン)の価格改定案が施行されたことに伴い、テヘランやその他一部の都市で平和的なデモが行われました。

しかし、事前に訓練を受けた一部の暴徒らが抗議する市民に紛れ込み、公共物や私的財産、銀行や教育施設、病院の緊急外来受付や救急車、公共運輸機関などの器物を破壊するなどの行動に出ました。

イランの各都市ではここ数日、人々が大規模な行進を開催して「暴徒には従わない」ことをアピールするとともに、暴徒らの背信行為への嫌悪を表明、国の治安を守り体制を支持することを訴えました。

 

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