イラン大統領、「ほかのイスラム諸国と協力する用意」
12月 19, 2019 21:21 Asia/Tokyo
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ローハーニー大統領と(右)とマハティール首相
イランのローハーニー大統領が、「わが国は、他のイスラム諸国と協力する用意がある」と語りました。
ローハーニー大統領は19日木曜、マレーシア・クアラルンプールで開かれたイスラム諸国首脳会合『発展・問題の優先事項』に出席し、「タクフィール派という逸脱した思想がもたらしたものは、暗黒や偏見、殺害やイスラム社会の破壊でしかなかった」と述べました。
また、「イスラムは文明間の戦争や衝突を求めていない。イスラムは他者を受容・容認し、他者と平和共存する文化だ」と強調しました。
さらに、「過激な思想は、イスラム社会に重い代償を強いている」と指摘し、「遺憾なことに、西側諸国のモデルを完全に模倣し諸国民の伝統や宗教信条に注目しないことが、一部イスラム社会の発展を阻害している」と語りました。
イスラム諸国首脳会合(2019クアラルンプールサミット)は19日午前、ローハーニー大統領、トルコ大統領、マレーシア首相、カタール首長などのイスラム諸国の首脳、要人、識者や数百人が出席して開幕しました。
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