イラン国家安保評議会書記、「制裁とテロは、独立諸国に対する米の2大戦略」
(last modified Mon, 23 Dec 2019 20:31:23 GMT )
12月 24, 2019 05:31 Asia/Tokyo
  • シャムハーニー書記(右)とジャイシャンカル外相
    シャムハーニー書記(右)とジャイシャンカル外相

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「テロと制裁は、独立諸国に対するアメリカの2大戦略である」とし、「地域諸国の協力によって、人類に対するこの2つの脅威の実現を阻止できる」と語りました。

イルナー通信によりますと、シャムハーニー書記は23日月曜、テヘランでインドのジャイシャンカル外相と会談し、「わが国とインドは、あらゆるレベルでの関係強化により、両国の利益の確保とともに地域的な危機の管理抑制に重要な役割を果たすことができる」と述べています。

また、「今日、テロや過激派は全ての地域諸国にとって最も重要な共通の脅威となっている」とし、「恒常的に協力し、また共通の脅威への対処に向けた、地域的な方策を打ち出すことで、テロの脅威への対処を口実とした地域外諸国の干渉のルートを遮断できる」としました。

一方、ジャイシャンカル外相もイランとインドの協力のレベルの引き上げに向けた両国の幹部責任者らの意思を強調しました。

さらに、「イラン南東部のチャーバハール港湾開発におけるわが国とイランの協力、並びにエネルギーや通商・トランジット輸送の分野での新たなインフラ設置は、安定と安全という重要な必須事項の1つとしての地域経済の発展に、注目に値する効果をもたらすだろう」と語っています。

 

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