12月 25, 2019 21:04 Asia/Tokyo
  • ヴァーエズィー長官
    ヴァーエズィー長官

イラン大統領府のヴァーエズィー長官が、「西側諸国にとっての人権は、独立国家に圧力をかける政治手段と化している」として非難しました。

ヴァーエズィー長官は25日水曜、閣僚会議の傍ら、西側諸国が主張するイランでの人権状況を巡る記者の質疑に対し、「西側諸国は人権に二重基準を適用している」と語りました。

また、イランに対するスナップバック(引き金システム)に言及したヨーロッパの関係者の表明について、「イランがこれまでに核合意関連の責務を4段階に渡り縮小したことは、核合意や法律分野に携わる国際問題専門家の見解では、関連する国際条約のいずれにも違反していない」と述べました。

「スナップバック」とは、イランへの制裁について、安保理がその解除などを定めた安保理決議2231以前の全ての決議に基づいて制裁を復活させることを指します。

ヴァーエズィー長官はさらに、「イランの責務縮小に対するヨーロッパの主張は、全く法的な正当性に欠けている。彼らは自国の世論への釈明を追求しているに過ぎない」とし、「ヨーロッパは現状においてスナップバックの適用を追求するよりも、様々な手段でイランと協議することを求めている」と語りました。

 

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