イラン海軍作戦副部長、「インド洋の安全は世界経済の利益を保障」
12月 28, 2019 20:47 Asia/Tokyo
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イラン海軍のタハーニー作戦副部長
イラン海軍のタハーニー作戦副部長が、「ホルモズ海峡、マラッカ海峡、バブエル・マンデブ海峡のいわゆる黄金の三角地帯を初めとするインド洋航路の完全な安全確立は、国際舞台における経済的な利益確保を保障するものだ」と述べました。
27日金曜、北インド洋とオマーン湾にて、イラン、ロシア、中国の3カ国による国際通商安全保障の経験強化を目的とした海上合同軍事訓練が4日間の日程で始まりました。
この軍事演習はテロや海賊対策も目的に挙げられています。
タハーニー副部長は28日、イラン、ロシア、中国の部隊司令官らが出席した合同軍事演習の説明会において、「北インド洋は、世界で最も重要な海路の1つであり、国際貿易に重要な役割を果たしている」と述べました。
また、「今回の合同軍事演習は極めて重要性が高い」とし、「多くの国の船舶が、世界貿易の鍵を握るオマーン湾と北インド洋沿岸を往来している。このため、これら航路の治安の維持は極めて重要である」と強調しました。
さらに、「相互間の連携措置に向けた各国政府間の政情変化や海上の脅威の共通事項を見極め、イラン、ロシア、中国の海軍はこれまで以上の協力に努めている」と語りました。
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