イラン革命防衛隊司令官の暗殺
イラン統合参謀本部議長、「アメリカに厳しい報復を与える」
イランのバーゲリー統合参謀本部議長が、「イランは地域からのアメリカの追放に向けて政治的、法的に努力するとともに、アメリカに対し厳しい報復を加える」と語りました。
バーゲリー議長は6日月曜、ロシアのショイグ国防大臣との電話会談で、「イラン国民は、故ソレイマーニー司令官の葬儀に数百万人規模で参加する事により、米国の犯罪に関するアメリカへの断固たる報復を求めている」とし、「イランはアメリカの犯罪に対する報復の方法や時期、その実施場所を決定する」と述べています。
また、ソレイマーニー司令官の殉教を、西アジア地域における大きな情勢変化の起点だとし、「イラン、ロシア、そして世界の自由なる独立諸国はアメリカに抵抗し、このような犯罪の再発を許してはならない」としました。
一方、ショイグ大臣もこの電話会談でソレイマーニー司令官の殉教に際して、イランの政府と国民、武装軍に対し弔意を表明するとともに、「ソレイマーニー司令官は、国家の英雄であり、シリアやイラクでのテロ粉砕に重要な役割を果たした」と語っています。
さらに、「ソレイマーニー司令官の暗殺は、各国でも例がないものだった」とし、「一国の関係者が他国により、第3国で何の理由もなくテロ暗殺されるのはこれがはじめてだ」と述べました。
そして、「アメリカは、何の理由もなく自らに他国への干渉の権利を与えている」と強調し、「ソレイアーニー司令官に対するテロ行為は、非常に危険な行動であり、世界さらには欧米諸国の人々の反対に遭遇している」としています。
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