駐日イラン大使、「文化遺産への攻撃は国際法違反」
(last modified Tue, 07 Jan 2020 12:15:39 GMT )
1月 07, 2020 21:15 Asia/Tokyo
  • ラフマーニーモヴァッヘド大使
    ラフマーニーモヴァッヘド大使

日本駐在のラフマーニーモヴァッヘド・イラン大使が、「文化遺産への攻撃は国際法違反に当たる」と語りました。

イルナー通信によりますと、ラフマーニーモヴァッヘド大使は7日火曜、TBSテレビとのインタビューにおいて、「トランプ大統領が、イランのソレイマーニー司令官の暗殺を自らの命令により行われたと表明していることからも、この行為は国家テロと言える」と述べました。

また、ソレイマーニー司令官テロ暗殺は、アメリカの犯罪行為の法的側面、及び国際法の違反という点から調査されについて、「ソレイマーニー司令官は、テロやテロ組織ISISと戦ってきた国家的・国際的な英雄だ」としました。

ソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク政府関係者の招聘により同国を訪問していましたが、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官及びほかの同行者の8名らとともに、イラク・バグダッド空港付近で、トランプ米大統領の命令による米軍無人機の空爆を受け殉教しました。

トランプ大統領はこの犯罪行為の後、ツイッター上にて「イランがアメリカやその国家財産を攻撃すれば、文化的に重要な場所を含むイランの52箇所を攻撃する」という発言をしています。

トランプ大統領のこの脅迫的な発言は、世論において大きなマイナスの反響に直面しています。

 

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