世界におけるイランの位置づけ(2)
石油・天然ガス・鉄鉱石の埋蔵量でのイランの順位
このシリーズでは、国際的な統計を元に、天然資源や科学技術、観光業、スポーツなどの各分野において、イランの優れた点を詳しく見ていきます。なお、このシリーズに出てくる情報は2018年当時の統計に基づいています。
さて、皆様はご存知でしょうか?
イランは世界で4番目の石油の埋蔵量、また世界で2番目の天然ガスの埋蔵量を誇り、鉄鉱石の埋蔵量では、世界で10番目にランクされています。
アメリカ・エネルギー情報機関の発表によれば、イランは世界最大規模の石油と天然ガスの埋蔵量を有していることが証明されており、イランの石油埋蔵量は世界第4位、天然ガスの埋蔵量は世界で2位とされています。イランはまた、世界の産油国の上位10傑に、また天然ガスの5大生産国に数えられ、2017年には日量およそ470万バレルの原油やその他の液体資源、そして7兆2000億立法フィート(およそ2039億m3)もの天然ガスを生産しています。
アメリカ・エネルギー情報機関の発表によりますと、2016年には1日当たりおよそ1850万バレルの原油、およびその精製品がイラン南東部のホルモズ海峡を通過して運ばれており、これは海上経由で輸送される世界の原油全体のおよそ30%を占め、また世界の産油量全体のおよそ20%に相当するということです。
さらに、イランには27億トンに上る鉄鉱石が埋蔵されています。イランは鉄鉱石の埋蔵量において、世界第10位につけています。なお、2017年における世界の鉄鉱石の総埋蔵量は1700億トンとされ、うち埋蔵量500億トンのオーストラリアが世界最大の鉄鉱石埋蔵国となっています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj