イラン原子力庁報道官、「制限はイランの核の発展を妨げない」
4月 11, 2016 21:25 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が、「制限がイランの核の発展を妨げることはない」と語りました。
キャマールヴァンディ報道官は、10日日曜夜、アルアーラムチャンネルのインタビューで、「イランの新たな戦略は、大きな発電所に匹敵する可能性や能力の高い小さな原子力発電所を建設することだ」と語りました。
また、イランは、出力100メガワットの小さな原発の建設を計画しているとし、「これについて、イラン南東部マクラーン地区に2基の小規模な原発の建設に関して中国と協議を行っており、良好な進展が得られた」と述べました。
さらに、「イランの戦略は、新たな原発の建設に関して自国の力を支えにしながら、他国との協力の枠内で、他国の技術も利用することができるというものだ」と述べました。
キャマールヴァンディ報道官は、「イランの政策は協議の中にあり、制限を受け入れるのは、発展が妨げられないときである。つまり、制限が一時的で明確に定義されているときだ」と語りました。
さらに、「イランは、平和的エネルギーの分野でも関係を拡大しようとしている。それは、近隣諸国、特にペルシャ湾岸諸国との協力のために幅広い空間が存在するためだ」と述べました。