イラン大統領、「米は一極主義を忘れ去るべき」
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ローハーニー大統領
イランのローハーニー大統領が、「米は一極主義を忘れ去るべきだ」とし、「アメリカは他国を尊重する必要がある」と語りました。
ローハーニー大統領は16日日曜、記者会見し、「米国が、我こそは世界のリーダーだとする主張を止めれば、世界は困難を切り抜けるだろう」と述べました。
また、「イランは、IAEA国際原子力機関の監視の下、核活動を継続する」とし、「ヨーロッパが解決策を見出して、イラン核合意が定める責務履行に戻ることを希望する」と語りました。
さらに、核合意第36項とそこに明記されている紛争解消システムに触れ、「この条項を適用することは、どの関係国の利益にもならない」と強調しました。
そして、イランとサウジアラビアとの関係に言及し、「イランは、サウジとの間に複雑な問題を抱えているわけではない。だが、サウジがイエメン侵略を止めれば、協議の下地がより整いやすくなる」と述べました。
ローハーニー大統領はまた、「サウジ主導アラブ連合軍によるイエメン侵略は、同国において前代未聞の殺戮を生み出している。このため、侵略者は攻撃の停止に加えてイエメン国民に対し、損害賠償を支払うべきだ」と指摘しました。
さらに、イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官が地域で果たした役割に触れ、「殉教したソレイマーニー司令官は、ペルシャ湾や西アジアの平和と安定を求め、常にこの道において努力していた」と強調しました。
また、一部の地域諸国がイラン提唱の「ホルモズ平和構想」を歓迎していることに触れ、「西アジア地域の安全と平和に向けた解決策は地域諸国の手によるべきものだ。我われがこの平和を確立させるべきだ」と強く語りました。
そして、シリア危機に言及し、「シリア北西部イドリブ州のテロ対策は必須事項だ。他国がシリアの国家主権や領土保全を侵害してはならない」としました。
ローハーニー大統領はこの他、イランと中国の関係を取り上げ、「イランと中国の関係は常に良好なものであった。制裁という困難な時代にも中国政府はイランとの友好関係を維持してきた」と述べました。
最後に、米政府関係者による「イランでの選挙は見せかけの芝居に過ぎない」との干渉発言に反論し、「イランにおける民主主義は、欧米諸国はもちろん、世界の他国における民主主義に比べ、より現実的だ」と強調しました。
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