イラン大統領が不満を表明 EUは核合意の責務において機能不全
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ローハーニー大統領とオランダのステフ・ブロック外相の会談
イランのローハーニー大統領が、「アメリカの核合意離脱後、EUはこの合意が定める責務履行に効果的役割を踏み出せていない」と苦言を呈しました。
ローハーニー大統領は22日土曜、テヘランでオランダのステフ・ブロック外相と会談し、「米国の核合意離脱は地域や世界の諸国民、そして米国民自身にとっての害悪となった」とし、「今や全ての人々が核合意存続のために努力すべきだ。イランはこれに関して、EUとの協議の道を閉ざしていない」と述べました。
また、米国がイランに科している一方的かつ違法な制裁を指摘し、「米国の圧政的な制裁はイラン国民の食料や医薬品をも対象にしている。自由を求める世界の諸国民が声を大にして、この違法な制裁を非難することを期待する」としました。
さらに、西アジア地域の情勢不安の元凶は地域に展開する米国の行動や軍事駐留にあるとし、「米国が自らの不当な内政干渉やテロ犯罪を止めれば、西アジアはおのずと安全になるだろう」と語りました。
そして、「西アジアの安全・治安はこの地域の国々によって維持されるべきものだ。様々な名目でペルシャ湾地域に地域外の国の軍が駐留することは、地域の安全にとっての害悪となる」と述べています。
一方のブロック外相もこの会談で、国際合意として核合意が維持される必要性を強調し、「米国の核合意離脱は真っ当な行動ではなかった」と応じました。
そして、「オランダとして、核合意存続のために努力する」とし、「我々は協議を継続すべきだ。協議こそが問題や対立の解消方法となりうる」と語りました。
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