ドキュメンタリー・イラン
イラン北西部・東アーザルバーイジャーン州タブリーズイルゴリー公園 (日本語のナレーション付)
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イルゴリー公園
イルゴリー公園は、東アーザルバーイジャーン州のタブリーズ南東7㎞のところにあります。
以前は、王の池という意味のシャー・ゴリーと呼ばれていたこの公園は、白羊朝(アク・コユンル朝)時代に作られ、サファヴィー朝時代に開発が進みました。
ガージャール朝時代の著名な歴史家ナーデル・ミールザーイ・ガージャールは、「サファヴィー朝が権力を握るまで、イルゴリー池はタブリーズの東部地域では、最大の灌漑用水源だった」と記しています。
ガージャール朝時代には、イルゴリー公園の中央に美しい2階建ての建物が建てられ、池の東岸中央から建物のある場所まで道路が建設されました。そして池の東側にあった小高い山は、広くて整然とした階段状に変わりました。
池の南の角からその中心の建物のある場所まで道路が敷かれ、建物が池に突き出る半島のようになっています。
5.5haの広さがあり、72万㎥の水を湛えるイルゴリ―公園内の池は、イラン最大の人工湖です。 池の深さは12mあり、ボート遊びができます。
近年、5つ星ホテルが建設されたことで、この公園には国内外の旅行者や観光客が訪れるようになりました。
タブリーズへ旅し、イルゴリ―公園を見た後は、公園内のレストランで、この地方の伝統料理でクーフテと呼ばれる、タブリーズ式ミートボールを注文しましょう。この見ごたえのある場所の楽しい思い出、この地方の人々の言葉で語られる魅力的な歓迎の言葉、そして、お菓子のゴラービーエとこの地方特産のおいしいドライナッツ類は、タブリーズを訪れる旅行者を長い間素晴らしい思い出に浸らせてくれるでしょう。
タブリーズへようこそ。
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