イランが、IAEAの原則を外れた革新を警告
3月 04, 2020 22:04 Asia/Tokyo
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ガリーブアーバーディー代表
在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表が、IAEA国際原子力機関の最新の報告に言及し、「イランは現在、IAEAが原則を外れた危険な革新を行うことを阻止する考えだ」と述べました。
IAEAは3日火曜に最新の報告を発表し、「イランは3つのサイトへのアクセスを許可していない。未公開資料に関するIAEAの質問に対し、積極的に協力しようとの意志が見られない」と指摘しました。
ガリーブアーバーディー代表は4日水曜、記者団に対し、「遺憾なことに、米国とシオニスト政権イスラエルは再び、IAEAにその憲章に記された義務を果たすよう圧力をかけて、IAEAとイランによる積極的かつ建設的な関係・協力を中断させようと画策している」と述べました。
さらに、「イランは、虚偽の文書をもとにスパイ組織に信用を与えようとするIAEA内の危険かつ原則を外れた革新の発生を妨げている」としました。
そして、「シオニスト政権を含むスパイ組織による虚偽内容に基づいて、IAEAが報告と完全な情報開示を要求することは全て、IAEAの設立文書と検証システムに矛盾するだけでなく、これらの要求を呑むことをイランに義務付けるものでもない」と語りました。
ガリーブアーバーディー代表はまた、各国が陰謀やスパイ組織に対して根本的な対策を講じない限り、国家の主権が損なわれるだろうと警告しました。
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